私は歴史学に疎く、時代劇にも縁がなく、剣や刀というものを目にしたことも意識したこともほとんどありませんでした。
「わかりやすい霊魂学」の中に「武蔵は小次郎より弱かった、そして、小次郎は武蔵より運が強かった」というタイトルを見た時、あれ・・確かあの話では武蔵が勝ったとか・・と少し戸惑いを感じたのを覚えています。そして読み進むうちに、これはすごい話なんだとその展開にとても驚きました。

人はよく運がよかったとか、ついていたとか口にしますが、ほとんどの場合それは地上の基準で発した言葉であり、霊的にはどうなのかというと全く違うことがよくあるようです。勝負に敗れて死ぬことのほうが運がよかったなんて人の存在を霊魂として認めない限り想像もできないことかもしれません。

「本当の運とは、神、そして霊魂を知るチャンスに巡り合うことを言うのである。」

人間の努力と霊的な正しさに応じた霊的な運がそれぞれの人に巡ってくるのかもしれません。霊魂の世界の法則と地上の考えとの違いを漠然とですが強く感じたお話でした。霊魂を認めない人間が語る正しさなんて、無意味なんですね。

わかりやすい霊魂学 第3章、六